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- 2022.12.02 Friday
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みなさまお元気でお過ごしでしょうか
東日本大震災があり、大きな悲しみの中で、今日で50日が経つということです。
季節は春らしくなり、だいぶん心を和ませてくれると思ったら
もう初夏みたい(初夏も好きだけど)
いろいろ季節に感情の入り混じる大人と違って、
新しい世代の子どもにはもう、また違ったこういう世界なのかな…なんて思う、
自然も極端だと思いますが、これに慣れなくちゃいけないのかなと思うこの頃です。
本当に震災によって一転して日本全体が大変な日々になりました。
こんなにもあまりに沢山の方が、想像しきれない悲しみの中にいる状態、
この時代に誰も経験していなかったようなことになってしまうなんて。
私もこのショックの中で、ざくざくと自分の心も耕されているように感じます。
悲しいこと、にもかかわらず、熱い敬意を感じずにいられない
強く温かい表情をみせてくれる被災地の方々
心的にも肉体的にも、堪え難いような作業も存在する中で、
私は目の前の仕事をする以外に出来ずにいながらも、
真剣に生きることをつきつけられ続けているし
大切なものについて考えさせられる、
起きてしまった現実の恐ろしさと途方のなさの中でも、
様々な考えがぶつかりあう中でも、人間の素晴らしさを感じられることはたくさんある、
心は冷えていられない、誰もが熱く心温かく
小さな喜びも、幸せなことも、以前より重みを持ったように感じます。
(近所の人と交わす笑顔も前よりも大事に思えるような)
日本列島の形は、頭があって、曲線を描く胴体につながっていく、
生き物のような形をしているなーと、
地図を見ると改めてそんなイメージに見えて、
余計に、いままで無意識だった人との繋がりや、
様々な仕事、働きの繋がりがあって成り立っていることを、
小学校の社会科をやりなおすように感じさせられてもいます。
生き物のような形の日本列島に、
毛細血管のように隅々まで人の歩く道や人の繋がりがあって
それが今回こんなにも大きい震災によって美しい太平洋側の海岸に大怪我をしてしまい、
日本中が痛みを感じ泣いてしまう状態なのだから、、。
原発事故の不安は、いまこれほど多くの人が被害に遭い苦しみ、
世界中が不安を感じる事態になっているのに、なんで?という疑問がたくさんある。
とにかく国が、安全策を提示して、皆の、特に子どもたちの健康を守る最善を尽くしてほしいです。
ほんとに、あとであの時は心配したね!と笑えるように。
なんて難しい問題が多いんだろう、何をとっても、どの立場にも「簡単に言うな」ということが沢山ある、合理的にしても心の問題がある、
それを理解しつつ、いろんな力を集結していい方に持っていけるように願うばかりです。
話は変わりますが、
自分が志す芸術には、私はどんな時に出会って、触れてきたかも
今回よく思い巡らしています。
音楽は本当に、心に浸透していき、解き放ち、安らぎ、
元気づけられるものなんだな…
(被災地で演奏される様子をTVでみたりして)
私は子どもの時から絵を描くのは好きだったけど、
『美術』に触れたのはいつだったかなとか
小学校の美術の教科書のミレーの落穂拾いを見た衝撃だったかとか
(なぜか小学校の話題がつづいて心が小学生に戻っています)
絵画や彫刻や、その土地に培われた文化の様々な装飾の美しさに
ふと目にとめるのは、ひとりの時かと思ったり、
それは美しいか、美しくないか、ということ以上に、
力強さっていう感動を与えてくれたものだったりするな。。。
とか、そんなこともよく心に浮かぶこの頃です。
それから、
私は震災の直後、物質的なものへの想いは薄れてしまう気持ちになったあと、
しばらくしてから、その反対に今まで以上に愛着を持って深めたいとも思う気持ちにも思い直しました。
それも、これから創ることへの意欲を失わないための大事な気持ちにしたいと思います。
たくさんやる気を出していこうと思います
そして心から、亡くなられた方のご冥福と、皆で悲しみを乗り越えられることを祈ります。
そのために私も力を出していけるようがんばろうと思います
昨年に続いて、今年も天使を描いたクリスマスカードを作りました
(また間が開いちった)
12日、青山にて、『星新一ショートショート』国際エミー賞
2010年あけましておめでとうございます